【ニュースリリース】独立企業となったRSAの未来を描く

2020年9月10日

2020年9月1日、Symphony Technology Group(STG)は、Dell TechnologiesからRSAの買収を完了しました。Dell Technologiesから独立したRSAは、サイバーセキュリティとリスク管理のソリューションを提供する世界トップクラスの企業になりました。これは大きな変化です。RSAはSTGとのパートナーシップのもと、RSAの象徴的なストーリーにさらに新しい1ページを追加するための新たな一歩を踏み出したのです。

 

変化の中にあっても、変わらないものに根ざしたままでいることが常に重要です。

RSAは、お客様やパートナーの成功に向けたミッション、目標、そしてコミットメントに、従来と変わらぬ情熱と熱意を持って臨みます。お客様である12,500を超える組織、なかでも特にリスクに敏感な政府、銀行、重要インフラ企業をはじめとする組織から、RSA製品に厚い信頼を寄せていただいています。RSAはそのような組織のおよそ5,000万人の従業員のアイデンティティと、20億人のコンシューマーをオンライン不正から保護しています。クラウドサービスの利用社数は2,000社以上になります。このデジタル時代にあって、RSAは組織のリスク管理の支援に専念し続けます。

 

デジタルトランスフォーメーションの加速により、デジタルリスクが拡大

RSAの本質も変化してきています。RSAは商用インターネットの黎明期に創業し、現在はサイバーセキュリティ分野の一非公開企業です。 新型コロナウイルスが引き起こしたパンデミックをきっかけに、人々は仕事、生活、学校、買物の多くをオンラインで済ませるようになりました。それはデジタルトランスフォーメーションを再評価するきっかけになりました。パンデミックを契機に、数年間かけて実現するデジタル化を、わずか数か月で行うことになりました。その結果、既存のリスクが悪化し、新しいリスクにさらされることとなりました。最近は新しいデバイスで安全でないネットワークから同僚にメールを送ったり、食料品を購入する人が増えています。この急速な変化と拡大するリスクは、組織がデジタル時代のリスクを包括的に理解して対処する必要性を強調しています。

 

新しい世界を迎えたRSA

昨今の状況は、RSAのなすべきことを明瞭に映し出しています。過去7か月間、RSAは何千人ものお客様が安全にリモートワークできることや、オンライン詐欺の監視、クラウド環境や増加し続けるエンドポイントの可視性を提供すべく協力してきました。これは常にRSAの役割でした。そしてそれは今年、かつてなく重要になっています。人は皆、この新しい世界に適応するために変更を受け入れなければなりませんでした。RSAもそれに応えます。お客様やRSAのパートナーの多くは、自社が最も得意とすることを優先しながらデジタルトランスフォーメーションにおける議題を追求します。組織は、デジタル化の取り組みを強化し、主力事業に集中するために、「より速く、より少ない」モデルを採用しています。

RSAも同様です。RSAは、お客様に代わってより迅速にイノベーションを起こすために、既存の考え方を捨てて「Day 1思考」を取り入れます。RSAは独立した企業として再出発し、独自のデジタルトランスフォーメーション変革に心血を注ぎます。そしてリスク(RSA Archer)、セキュリティ(RSA SecurIDRSA NetWitnessRSA Conference)、オンライン不正対策(RSA Fraud and Risk Intelligence)という3つのビジネスユニットを編成し、それぞれがチームのニーズにしっかりとフォーカスしていきます。この新しい体制で、デジタル化で組織が直面する様々な課題の対処とその削減の支援を図り、より迅速かつ俊敏にサポートします。

 

3つのビジネスユニット編成 –リスク、セキュリティ、オンライン不正対策

なぜ3つのビジネスユニットなのか? それはリスク、セキュリティ、オンライン不正対策にフォーカスすることで、当社のインサイトやソリューション、サービス、サポートがお客様に最大の価値を提供すると確信しているからです。

 

リスク

リスク評価は、組織が経済の悪化に備え、耐えて不況から脱却する際に、あらゆる戦略的計画や投資提案の重要な要素となります。 組織は、回復力を確保し、優先度の低い運用に関連するコストを回避するために、ビジネスに対するリスクの考え方を強化する必要があります。 さらに、規制とコンプライアンスの要件が拡大すると、効果的に管理されていないとトランスフォーメーションのペースが鈍化します。

RSA Archer Suite for Integrated Risk Managementは、組織の可視化とビジネスプロセスのガバナンスを可能にし、変革と劇的な混乱の中からビジネスの回復力と継続性をより適切にサポートします。 2012年にガートナー社のマジッククアドラントに初めて参加して以来、GRC/IRM関連ドメイン(eGRC、統合リスク管理、ITリスク管理、ITベンダーリスク管理、ビジネス継続性管理プログラム)でこれまで22のリーダーポジションに選ばれました 。RSA Archer Suiteは、リスクとコンプライアンスのアクティビティを1つのプラットフォームに統合し、説明責任の確立、コラボレーションの促進、分析の可視性の向上、組織全体のリスクプログラムの効率化を支援します。 これらの特性を基に、デジタルリスクを包括的に管理するために必要なツールを最高リスク責任者(Chief Risk Officer)に提供します。

今年の年初より、RSA Archerを SaaSで提供開始しました。組織はクラウドの柔軟性、可用性、スケーラビリティを活用できます。 組織はRSA Archerソリューションを迅速に実装し、ハードウェアおよび進行中のIT関連活動の運用負担と支出を取り除いて総所有コストを削減できます。

 

セキュリティ

リモートワークをより積極的に取り入れている組織は、デジタルシステムとクラウドインフラへの依存度を高めています。 現代のデジタル接続された世界では、脆弱性、脅威、リスクがサイバーフィジカル(サイバー空間と現実世界)で存在するようになります。

アイデンティティとアクセスの管理は、昨今、多くの組織が直面しているセキュリティ課題の中心部を占めています。 RSA SecurID Suiteは、アイデンティティリスクを軽減し、コンプライアンスを確保しながらビジネス運用が加速できる一番のリーダーであり続けます。

RSA SecurID Accessは、オンプレミスからクラウドまで、ワークフォースを再構築し、世界中の何千もの組織がユーザーが本人であることを確認してアプリケーションに便利かつ安全にアクセスできるようにします。 RSA Identity Governance&Lifecycleは、ユーザーアクセスのガバナンスを簡素化し、ユーザープロビジョニング・ライフサイクルを自動化して、比類なき制御、可視化、管理機能を提供します。

リモートでの就業環境に慣れていくにつれて、リスクの対象領域が拡大し、セキュリティの脅威が増大しました。CISOはパンデミックを機に仮想SOCに立ち向かい、インシデントの特定、管理、封じ込めを支援するテクノロジーとソリューションを再評価して、混乱と影響を最小限に抑えました。

RSA NetWitness Platformは、最新のITインフラストラクチャ全体にわたる広範な可視性を提供する市場リーダーであり、完全な自動化とオーケストレーション機能を使用して、セキュリティインシデントをより適切かつ迅速に検出し、迅速に調査して対応します。 RSA NetWitness Platformは、SIEMの枠を超えて、従来のログ中心、コンプライアンス中心のアプローチを拡張し、UEBAやクラウド、ネットワーク、エンドポイントへの可視化などの最先端の脅威分析を含めて企業のセキュリティを強化します。

 

オンライン不正対策

デジタル経済では、信頼は通貨にも等しい重要な存在です。 情報流出や消費者に対する詐欺行為がひとたび発生すると、組織やサービスに対する信頼が損なわれます。しかし昨今、デジタル決済や非接触型決済が標準になり、消費者が待つことなく瞬時の決済を期待しているため、組織はより多くのオンライン詐欺問題を抱えており、新しい規制基準でさえ再考する必要があります。

RSA Fraud&Risk Intelligenceは、デジタルチャネルと物理チャネルにわたる金融詐欺の脅威から消費者を保護するために設計された高度な詐欺検出および防止機能のポートフォリオです。 RSA FraudActionは、フィッシングサイトのテイクダウン(閉鎖)とサイバーインテリジェンスを提供し、フィッシング攻撃やトロイの木馬攻撃、不正なモバイルアプリ、不正なソーシャルメディアのページから組織を保護します。

 

より明確なフォーカス、より迅速な対応、よりスピーディなイノベーション

今日という日はRSAにとって重要なマイルストーンですが、それは新しい旅の始まりにすぎません。 RSAは独立を契機に、イノベーションサイクルとSaaS移行を加速してお客様のエクスペリエンスの向上、エコシステムパートナーとのコラボレーションの強化に努め、再構築します。従来に増して努力を重ね、お客様の信頼と期待に応えます。レジリエンシー(回復力)が重要なビジネスコンピテンシーとなるデジタル化が進む世界で、企業のレジリエンシー・パートナーになることを目指します。

RSAの今後にご期待ください。

 

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これはRSA Blog RSA Charts its Future as an Independent Company の翻訳です。

 

【本件に関するお問い合せ先】

RSA Security Japan合同会社  マーケティング部
PRマネージャー 嶋宮 知子 Tel : (090)7708-7522、eMail : tomoko.shimamiya@rsa.com

 

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