【ニュースリリース】不確実な明日のリスクに備える

2020年6月5日

「当社のニューノーマル(新常態)は、どのようになるのか?」最近公開されている四半期決算報告書が示すように、業界のリーダーはニューノーマルに対する意見を求められていますが、各社の回答はさまざまです。

ニューノーマルは、いまや避けて通れないトピックであることに間違いありません。そして、あることを明らかにしつつあります。それは未来がどうなっているのか、誰にもわからないということです。 先々は不確実であるにもかかわらず、セキュリティ対策やリスク管理を主管する人々は、準備の手を休めることはできません。

準備計画では、数々の潜在的な新しい課題に対してリスク戦略の再考が求められる場合もあります。RSA Risk Transformation Office(*)は、近い将来に起こり得るリスクと変化を予測しました。

 

  • 米国の各州政府は、経済活動の再開に関する州独自のガイダンスを企業に提供しています。これは企業のリスクチームにとって、50州それぞれの義務を遵守する可能性があることを意味しています。同様に多国籍企業は、事業を展開する各国で新たに公開されるガイダンスや法律を遵守するという新たな課題を抱えています。これは企業にとって、新しいコンプライアンスリスクの氾濫を意味します。
 
  • コンプライアンスを考慮しながら従業員を元の職場に戻す組織は、従業員が定期的な検温や手洗い、什器の消毒といった感染防止策を実施する必要があるかもしれません。 これにより、物理セキュリティに新しい領域が加わる可能性があります。
 
  • 外部委託先のエコシステムは、多くの組織にとって不可欠な存在です。 破産や一時的な操業停止を筆頭に、将来発生しうる業務の混乱は、サプライチェーン全体に波及する可能性があります。
 
  • リモートワークを通じて生み出された変化により、企業は新しいテクノロジーとシステムの採用を余儀なくされました。ニューノーマルに適応するために、デジタルトランスフォーメーションの取り組みを加速させる企業も出てくるでしょう。 これはビジネス継続性にとって重要ですが、新しいデジタルリスクの課題も生み出す可能性もあります。

 

リスク管理のアプローチ

 

現在の混乱は前例のないものですが、これらのリスクを管理するアプローチは、新しいものではありません。

企業は災害復旧計画を手本に検討しても良いでしょう。 詳細な戦略には普通、「平常」に戻すための段階的なアプローチが含まれています。 状況は異なっていても、そこに書かれた計画はヒントとなり議論のきっかけとなるでしょう。

データポイントと情報がリアルタイムで飛び交っているこの瞬間、リスクチームはそこから生まれるインサイトを統合するための計画を必要としています。そこで彼らは「リスクテレメトリ」を作成します。 このテレメトリは、リーダーが「平常の」状態に戻る方法とタイミング、新しいリスクに対応するために必要な手順を評価する際に非常に貴重です。

何よりも、可視性が最重要です。 見えないものから守ることはできません企業は、他のビジネスリスクと同様に、課題を追跡することや監視する必要があります。これはExcelシートでリスクをカタログ化することを意味するわけではありません。 リスク管理者は、リスクを定期的に監視および評価し、エグゼクティブリーダーにレポートを簡単に提供するための中央プラットフォームが必要です。

将来は不確実性に満ちていますが、明らかになりつつある事があります。それはビジネスリスクの増大です。ニューノーマルで成功するためには、リスクの課題を管理するためのツールに加えて、適切な人材も必要になるでしょう。セキュリティチームとリスクチームを強化しようとするにつれて、スキルのギャップについての会話が今後、数か月から数年で拡大すると期待しています。

 

*RSA Risk Transformation Office について
各種業界のナレッジを有するメンバーで構成されたRSAのタスクチーム。業界特有のリスク、管理の課題や手法について、RSAポートフォリオを用いて顧客の課題解決の支援を図る。

  • RSA Risk Transformation Officeのエグゼクティブディレクター、Christopher Patteson
  • RSA Risk Transformation Officeのエグゼクティブディレクター、Michael DeLoach
  • RSA Risk Transformation Officeのエグゼクティブディレクティブ、Mark Hofberg

 

本ニュースは、RSA Blog RSA Archer Offers Rapid Response for Business Resiliencyの翻訳です。

 

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【本ニュースレターに関するお問い合わせ先】

EMCジャパン株式会社 RSA事業本部 マーケティング部
PRマネージャー 嶋宮 知子 Tel:090-7708-7522 E-mail : tomoko.shimamiya@rsa.com

 

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